カテゴリー「自省録(過去から学ぶ)」の記事

『れいがひょういしている!』~後編~

 オンナノコには不思議ちゃんというカテゴリがありますが、
「ヒョーイ星から来たメグリンでーすnote」って、やっちゃってもらったほうが、合コン的にはイイかなーって思える瞬間でした。
「ケーハクくんに、女の人の霊がついてきちゃった!」
 耳を疑うような発言です。

 よくよく尋ねてみますと、ケーハクくんが上がろうとしたあの階段に女がいたというのです。
 あの時、ケーハクくんが差し出した手を、ナミダメちゃんはとりませんでした。
 そりゃそうです。ナミダメちゃんにとってケーハクくんは、出会ったばかりのオトコノコ。
 だけど、宙を浮いていた手をとったのが、メグちゃん以外には見えなかった「あの女」だというのです。
 女の境遇や事の次第が見えると主張するヒョーイ星のメグリン。

   

 合コン会場はパニックでした。

 想像してください。
 合コンメンバーのひとりに、幸薄いらしい、見えない女がついてきちゃっているのを。 

 そういえば、店員が持ってきたオシボリが、1コ余ったような・・・・・・?
 そういえば、夏だというのにこの寒さ・・・・・・!
 そういえば、一段暗いような照明・・・・・・・!
 そういえば、沼の匂いがするような気がする・・・・・・?

 メグちゃんは冷静でした。
じょれい(またはじょうれいって言ったかしら)すれば大丈夫!」
 彼女は、テキパキと指示を出し、ケーハクくんを中心に円座したわたしたち信者(←いつからだよ?)は除霊(浄霊)の儀式に参加したのでした。

 個室にしてもらっててよかったニャーって、幹事は思ったそうな。

                              The END


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『れいがひょういしている!』~中編~

 その瞳は神秘の輝きで満ち満ちていた。・・・・・・といえばそう。
 メグちゃんは、見ちゃいけないものを見てしまいそうな雰囲気を持っているといえばそうだし、イカれているといえばそんな感じのひとでした。

「(公園っぽいスペースへの)途中で立ち止まったところ、覚えてる?」ってメグちゃん。
「うん? 大きめの石があったところ?」
 コンパスのように動かされた場所のことでした。中心に当たるところに、人が一人腰掛けるのにちょうどいい石といいますか岩があったのです。で、
「男がいた」って。彼女は、男の服装や持ち物、様子を事細かに話すのです。そして、みみちゃん(←わたしのことじゃん)を楯のようにした理由について、霊力の強さを挙げました。正直言って意味不明でしたが、シールドだかオーラが強いそうです。みみちゃんの。
「帰りも(岩の前を)通ったよね?」って誰かの指摘に、あの日あの時あの場所で、ピンポイントに何らかの世界の扉が開くそうで、
「帰りには閉じていた」ってメグちゃん。
見知らぬ二人のまま・・・だったらよかったのに・・・・・・》ってみみちゃん。シールドを勝手に使われたようでなんだか損をした気分だったのかもしれません。
 お話が、個人所有の、法廷などでは証明しがたいシールドの貸借の問題で済んでいれば、それはそれで良かったのですが、コトは、ひょういです。
 漢字で書くと「憑依」。

 ケーハクくんが、霊に憑依された???
《大問題じゃん?》


   れいひょういしている!』~後編~に続く。

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『れいがひょういしている!』

 年若く希望に満ち満ちている頃、人々は、漫然と誘われた合コンにも気安く参加できます。
「合コンするけどいかが?」
「うん!行く!」
 だけど、年を重ねる毎に、オトコノコはいざ知らず、オンナノコには、「何か」が必要になってきます。「彼、恋人、パートナーを求めて合コンに勤しむ自分」なんて、あんまり認めたくないものなのかもしれません。「運命的に出会った感」も大切だし。
「合コンなんかじゃ出会えないわ」・・・・・・その台詞には、自覚があるないにかかわらず、根深いものがあるのです。

 そこで。
「彼ちゃまと、そのお友達なんかと肝試しに行こうって話があるんだけど・・・・・・」
 女ひとりじゃ何かと不便だから・・・・・・と、参加を呼び掛けてみますと、トモちゃんがお友達を連れてきてくれることになりました。
 逢魔時、車2台分の男女で、おどろおどろしいスポットへ。
 徒歩でちょっとした山道を行く集団。この中に黒目がちな、美人だけど地味な女の子がいました。トモちゃんの後輩だというメグちゃんでした。で、彼女はみみちゃん(←あらわたしのことじゃん)の腕に腕を絡ませて歩いていました。その理由を、みみちゃんは後で理解はできないけどなんとなーく知ることになるのですが、その時は、
《オンナノコにくっつかれるのなんて、よくあることよ》って気にしていませんでした。
「本当に、出るの?」って不安がるオンナノコに、オトコノコが、
「大丈夫だよ」なんて答えています。その時、メグちゃんの手に力が入りました。何かに脅えるように、みみちゃんの斜め後ろへ下がります。おかげでみみちゃんは、ある一点を中心に、コンパスの鉛筆側のように引っ張られました。
 どれくらい歩いたでしょうか、公園っぽいスペースが広がりました。どんよりと水を湛えた池には、誰だか分かんない銅像が立っていたりして刻限が刻限だけに、不気味でした。崩れそうな階段の先には何やら建物がありそうです。
「怖い」って涙目のオンナノコに、いかにも軽そうなオトコノコが、
「ダイジョーブ、ダイジョーブ」って。同じ言葉を二度繰り返すと、軽薄さが増すのは何故でしょう? 
 そのケーハクくんが、ナミダメちゃんに手招きし、手を差し伸べながら階段を上がりかけた時、鋭い声が飛びました。
「そっちはダメ!」
 メグちゃんです。ただならぬ形相でした。
《腕が痛いわ・・・・・・》ってギュッと掴まれたみみちゃん。
 
 わたしたち探検隊(←いつからだよ?)は、これ以上の捜索を断念することにしました。
 っていうか、元々の、真の目的は「合コン」でしたから。
 マジで肝試すなら、それに相応しい装備で相応しい時間帯に行くでしょう?
 夕方、ちょっぴり怖いスポットを散策してドキドキ感を味わい、それを恋のトキメキとすり替えてしまおうという心理作戦でもあったわけです。興奮冷めやらぬうちに、めくるめく酔いの宵いへという仕掛けです。
 
 パーティーはイイ感じに進む予定でした。だけど。
 酔いが回ってきたのかメグちゃんが饒舌になってきました。そして、
れいひょういしている!」とかなんとか。指差されたのは、ケーハクくんでした。


   れいひょういしている!』~中編~に続く。

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『種と仕掛け』

「ダネくん、お誕生日なんですって」って、みみちゃんのママ(←あら、わたしの母じゃん!)は言いました。「パーティーにいらっしゃいって・・・・・・」
 
 母の証言に基づき、再現しています。

「えー、約束しちゃったのよ」
「嫌!」
「どうして?」
「ダネくんイケズ(意地悪)だもん」
「好きなお友達も連れていらっしゃいってダネくんママが・・・・・・」
「猿は嫌い!」(←こらこら)

 母の用意したプレゼントを持たされ、お友達とともにダネくん宅へ連行される破目に。
 幼稚園か小学1、2年生の頃と記憶しています。
 コドモたちの合コン(?)はママ友同士でセッティングするものですが、「ダネくんのお誕生日を祝おう」というコアなコンセプトがあるにもかかわらず、本人たちに自覚が無い分、盛り上がりに欠けるものです。オトコノコはオトコノコで群れて遊び、オンナノコはオンナノコで固まって遊んだような気がします。
  
 さらさらと時は流れて。
 オトナになっても交流せずにオトコノコはオトコノコで群れて、オンナノコはオンナノコで固まってしまうことがあります。幹事の力量にもよるのですが、この若葉マーク的失敗を回避するには、主題・概念・素材・核・・・・・・といったものが有効です。バーベキューをしようとか花火をしようとか、「出会い」以外の目的を持たせることです。最悪の場合、「新しいお店や話題のお店へ行ってみよう」・・・・・・でも構いません。
 そして、個人レベルでは、やはり、それぞれが自覚することが大切です。
《同性と交流しに来たのではない。大義名分(何か事をするにあたっての根拠。やましくない口実。) が立っているのをいいことに異性と交流し、今回はハズレでも、次につなげる!》・・・・・・です。一般参加であっても、次は幹事を引き受けるぐらいの気力を持ちましょう。

   
 
 なお、この「テーマに沿った」「コンセプトのはっきりした」「マテリアル感たっぷりの」「コアな」合コン(←いったい何だというのでしょう?)は、首尾よく行ったとき全く都合がいいといえるでしょう。彼(彼女)を友人知人に紹介するときなど美しくお披露目できるからです。
「BBQパーティーで知り合ったの。友達の友達よ」
「この間の花火で意気投合したっていうか、過激に盛り上がっちゃってさ」
 ・・・・・・まあ、お馬鹿といえばお馬鹿ですが、「合コンで知り合った」という端的な事象も、具体的に表現することで重厚感というほどではありませんが、それなりの重みが増してくるものです。詩的に表現すればローマンスぅっぽくなるし、ね。


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『らんぱに参加しませんか?』

 知っているくせに知らないふりをするとか、世慣れていないように振る舞うつもりはありませんでした。だけど安っぽい普請の狭苦しい空間の喧騒の中、
「は?」って訊きなおしました。上の空だったといえばそう。宴は終盤を迎えていました。先より少し大きな声で繰り返すRAN氏の顔をその時やっと見知ったような気がします。
《小鼻が張っているにゃ・・・》
 そんな印象を受けました。生々しくひくついているのが恐ろしかったです。
 そうそう。知っているくせに知らないふりをするとか、世慣れていないように振る舞うつもりはありませんでした。だけど言葉を失ってしまうことだってあります。
「・・・・・・」って、わたし。
「あ、いい。いい。聞かなかったことにして」って、RAN氏は、「席替えぇぇ」って体をくねらせ、席を移りました。

 オトコノコはどうなのかしら? オンナノコは、合コンの後に反省会を開いたりします。
 たとえば、二次会になだれ込むことなく静々粛々と終わっちゃった時、または終わらせちゃった時。飲みなおし、夜のティータイムと称して。
 たとえば、翌日のランチやティータイム。
 たとえば、帰宅途中、メールの遣り取りにて。
 単なる罵詈雑言な悪口大会だったりするのですが。

「RAN氏、キモ。・・・・・・容姿風貌に関するものにつき以下省略・・・・・・」
「●●ちゃんの横にも来てたよね?・・・・・・容姿風貌に関するものにつき以下省略・・・・・・」
「大丈夫だった?」
「聞き間違いかな? らんぱに誘われたけど」
「え、わたしもよ」
らんぱって?」
「・・・・・・」
「!」
「!」

 そして知る。
 乱交パーティーなるものが、今そこにある危機(?)として、そう遠くはない何処かにあることを。

   

 RAN氏は、知っているのです。百だか千だか数を打てば、お仲間に当たるってことを。
 氏は、見限っているのです。合コンの恥はかき捨て、単に狩り場。狩る側にとっては、獲物がどの個体でも大差はないのです。単に欲を満たすだけなら、毒でさえなければ構わないのかもしれません。
《最初の反応で(仲間かどうか、または、狙えるかどうか)判断しているのかも・・・・・・》って考えてしまいました。だって、あの顔ったら目元と口元の表情がちぐはぐで異様だったもの。背筋が凍りつくような気がしました。
 結局のところ。氏がほんとに乱パ師なのか、わかりません。あれは露出狂(刑法175条の罪)が相手の反応を窺う表情のようでもあり、単なる嫌がらせ屋なのかもしれません。が、ブラックリストの必要性を実感した合コンでした。


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The Party Goes On

 合コン。
 それが幸せを運んでくるかどうかは別として、参加するとなるとそれなりの出会いを求めてしまうものです。

 運命の出会い。
 そういうものがほんとに存在するのかどうかは別として、何かの縁かしらん?と感じ入ることもありましょう。

   

 最近、友人のふとした発言にハッとさせられ、己が人生・・・・・・まあ、合コン関連ですけどぉ・・・・・・を振り返ってみました。
 小学生(3年生か4年生と記憶しているのですが)の頃、ミカちゃんが招集したバレンタイン・パーティー@公園、もしくは、いつ(幼稚園か1、2年生と記憶しているのですが)だったか、ダネくんのママが招待してくれたダネくんのバースデー・パーティーを第1回めの合コンとしますと、わたしってば一体どれほどの合コンに関わってしまったことでしょう。そこから派生するパーティーも数に入れますと・・・・・・気が遠くなります。実は、いまだに、色々と様々に、もちろんオブザーバー、監督者として、あくまでもプロデューサーとして・・・・・・言い訳っぽいので中略・・・・・・ほんと、気が遠くなります。

《ああ、わたしの横を過ぎていった人々よ・・・・・・》

 そう、上を通り過ぎて行ったわけではないので、ソコはお間違いなく。ね。

《ああ、今まさにすれ違い行く人々よ・・・・・・》

 要するに。
 袖振り合う(触り合う)も多生(他生)の縁とはいいますが、笑うしかないような出会いも・・・・・・あるのです。
 
 We'll continue this story in the following number.

 the following STORYS
   らんぱに参加しませんか?』
   『種と仕掛け』
   『清き一票』
   れいひょういしている!』
   『前世は何ですか?』
   『飲んだら乗る男』
   『優しく美しく』
   『ブラックカードはサングラスがお好き』
   『レプリカント』
   『妻がいうには』
   『2種類の女』

      など予定しております。

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神様の食べ物

 このブログが、『虚偽的恋愛生活』としてスタートしたのは2004年秋のこと。以降、3回のバレンタインデーがあり、4回目のバレンタインデーが巡ってこようとしています。

 ちょっと振り返ってみます。
 2005年。レオニダスのショコラピール。Y氏と一緒に。ほとんど自分で食べてしまいました。
 2006年。3ヵ月前から物色。神戸でカファレル(←直営店は神戸のみ)とコスモポリタン(←すでに廃業。コドモの頃、父は神戸での仕事があるといつも本店に寄って買ってきてくれたものです・・・)、沖縄でちんすこうチョコラ、大阪でパレ・ド・オール(←当時店舗は大阪のみだったと思います)。・・・まあ、旅や仕事のついでです。あと、クーバ・ベンチ、手作り。歯科医院にて虫歯にならない歯医者さんのチョコも。お茶屋さんのチョコ。ブログでは内緒にしておきたいチョコ・・・など。お土産で頂くことも多く、フィジーやハワイのチョコレート風味の塊やベルギーのドリュアール、オーストリアのモーツアルト肖像つきチョコ。・・・とまあ、Y氏を巻き込んでチョコ三昧の日々でした。結局のところ、本命チョコ、決戦チョコ、当日チョコとして、大好きなヴィタメールも候補にいれつつ、テオブロマにしました。
 2007年。パスカル・カフェ

 もっと振り返ってみます。
 19XX年。小学生。10歳頃。ミカちゃん主催の公園での合コン(?)で、ハートチョコレート。たぶん不二家

 さて。2008年は・・・?なのですが、今年は全く盛りあがりません。
 去年のパスカル・カフェで、己の限界を見てしまったのです。チョコレートの果てにあったのは・・・・・・。

 「原産地特定カカオ」

 パレ ファン ヌメロ・アン、ドゥ、トロワにキャトル、サンク、シスです。
 コイン型といえばいいのでしょうか、№1、№2・・・№6と打たれた産地別のチョコです。ベネズエラ産に始まり、エクアドル産、マダカスカル産、パプア・ニューギニア産、サン・ドミンゴ島産、コート・ジヴォワール産と6つの現産地のナチュラルガナッシュ・クーベルチュールなのです。№6コート・ジヴォワールはカカオ40%で、以外は70%です。豆の種類としてはクリオロ種、フォラステロ種、トリニタリオ種。ドレがどんな味?と問われたら困るのですけど、比べて食べれば確かに香りも味も違うし、溶け方が違うといえば正にそうで、キレとか抜け具合というのでしょうか、余韻も違うのです。原産国の水や土を、吹く風を反映しているのかも。
 
 黄金やプラチナの舌を持つのかもしれません。超一流の職人って。きっと。ドコソコ産とかナニナニ種とか、瞬時に味わい分けるのかもしれませんし、そんなの関係なくどんなふうに扱えば最高のショコラを作り上げられるか、天啓を得ているのかもしれません。チョコレートって神様の食べ物だし、ね。

 まあ、なんていいますか・・・。
 ボンボンショコラやトリュフを作るに、様々なお酒やスパイス、甘味料、塩、ナッツにフルーツ・・・など、何をどんな風にあわせるといいか?なんて、きりがありまん。
 それに有名、人気の、新進気鋭の・・・ショコラティエによるとか、新作、限定コレクションとか、日本初上陸ってきりがありません。お金さえあれば、世界中のチョコを集めるコトだって出来るのです。・・・・・・商社が買い負けしないことを祈りましょう。
 
 今年は、高級チョコブーム(?)から、降ります。(←買い負け)


<お勉強の時間>

 クーベルチュールってなによ?

 カカオ分が多く使用されているチョコレートを指します。ボンボンショコラ、バー(板チョコ)、生チョコなどを作るための加工用として使われます。ヨーロッパには「国際規格」があり、それは総カカオ分35%以上・ココアバター31%以上・非脂肪カカオ分2.5%以上で、ココアバター以外の食用油を混入してはならないといったものデス。
 ・・・分かったようなわかんないような。
 日本ではその基準を採用していないとのことで、カカオ分が35%以上で、ココアバター18%以上をチョコレート生地と呼んでいるそうデス。

 神様の食べ物って?

 カカオの木の学名。テオブロマ。神の食べ物の意。

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豆と魚

”君の瞳に乾杯”
 PO氏がビールジョッキ片手にいいました。

 法律上、飲酒が許される・・・そんなお年頃のお話。
 場所はお財布に優しいお店。もんじゃ焼きやお好み焼きなど鉄板があるのを思い浮かべてください。
 そのカウンター席にて。
'' Here's looking at you, kid. ''
 いろいろ思うこと、言いたいことがあったような気がしますが、それは控え、
『カサブランカ』ですね」と微笑むと、彼は満足げに、そして、幸せそうにジョッキをあおっていました。どうみても『Mr.ビーン』。今、思い出しても、ジェームス・ボンドに化けた『Mr.ビーン』。(←キビシイ!)

 表面上は、和やかに談笑と飲食が続きます・・・・。

 PO氏の親友であるPI氏は、食事の後、わたしの分まで支払ってくださろうとしました。彼は、”財布を持たない男”。ポケットからクリップにはさまれた紙幣とそのままのコインを出すのです。そして、それはすっかり板についているのでした。
『ローマの休日』のジョーね」(←ジョーはクリップさえ使ってなかったかも)
 そういうと、『ニュー・シネマ・パラダイス』(←劇場公開版はこちらで完全オリジナル版はこちら←未見のヒトは劇場公開版から観るのがお約束♪)のトトの青年時代みたいな髪がちょっぴり恥ずかしげに揺れるのでした。
《きゃー♪》

 当時、PI氏は ”口説いて欲しい男” の1、2を争う存在デシタ。で、PO氏はPI氏にもれなくくっついていたのです。
 現実とは厳しいものだと実感させられたものです。


 1月19日公開の新作『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』はこちら

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