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『れいがひょういしている!』~中編~

 その瞳は神秘の輝きで満ち満ちていた。・・・・・・といえばそう。
 メグちゃんは、見ちゃいけないものを見てしまいそうな雰囲気を持っているといえばそうだし、イカれているといえばそんな感じのひとでした。

「(公園っぽいスペースへの)途中で立ち止まったところ、覚えてる?」ってメグちゃん。
「うん? 大きめの石があったところ?」
 コンパスのように動かされた場所のことでした。中心に当たるところに、人が一人腰掛けるのにちょうどいい石といいますか岩があったのです。で、
「男がいた」って。彼女は、男の服装や持ち物、様子を事細かに話すのです。そして、みみちゃん(←わたしのことじゃん)を楯のようにした理由について、霊力の強さを挙げました。正直言って意味不明でしたが、シールドだかオーラが強いそうです。みみちゃんの。
「帰りも(岩の前を)通ったよね?」って誰かの指摘に、あの日あの時あの場所で、ピンポイントに何らかの世界の扉が開くそうで、
「帰りには閉じていた」ってメグちゃん。
見知らぬ二人のまま・・・だったらよかったのに・・・・・・》ってみみちゃん。シールドを勝手に使われたようでなんだか損をした気分だったのかもしれません。
 お話が、個人所有の、法廷などでは証明しがたいシールドの貸借の問題で済んでいれば、それはそれで良かったのですが、コトは、ひょういです。
 漢字で書くと「憑依」。

 ケーハクくんが、霊に憑依された???
《大問題じゃん?》


   れいひょういしている!』~後編~に続く。

   このシリーズの目次ともいえる『The Party Goes On』へ

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