これはこれ。
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オンナノコには不思議ちゃんというカテゴリがありますが、
「ヒョーイ星から来たメグリンでーす
」って、やっちゃってもらったほうが、合コン的にはイイかなーって思える瞬間でした。
「ケーハクくんに、女の人の霊がついてきちゃった!」
耳を疑うような発言です。
よくよく尋ねてみますと、ケーハクくんが上がろうとしたあの階段に女がいたというのです。
あの時、ケーハクくんが差し出した手を、ナミダメちゃんはとりませんでした。
そりゃそうです。ナミダメちゃんにとってケーハクくんは、出会ったばかりのオトコノコ。
だけど、宙を浮いていた手をとったのが、メグちゃん以外には見えなかった「あの女」だというのです。
女の境遇や事の次第が見えると主張するヒョーイ星のメグリン。
合コン会場はパニックでした。
想像してください。
合コンメンバーのひとりに、幸薄いらしい、見えない女がついてきちゃっているのを。
そういえば、店員が持ってきたオシボリが、1コ余ったような・・・・・・?
そういえば、夏だというのにこの寒さ・・・・・・!
そういえば、一段暗いような照明・・・・・・・!
そういえば、沼の匂いがするような気がする・・・・・・?
メグちゃんは冷静でした。
「じょれい(またはじょうれいって言ったかしら)すれば大丈夫!」
彼女は、テキパキと指示を出し、ケーハクくんを中心に円座したわたしたち信者(←いつからだよ?)は除霊(浄霊)の儀式に参加したのでした。
個室にしてもらっててよかったニャーって、幹事は思ったそうな。
The END
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その瞳は神秘の輝きで満ち満ちていた。・・・・・・といえばそう。
メグちゃんは、見ちゃいけないものを見てしまいそうな雰囲気を持っているといえばそうだし、イカれているといえばそんな感じのひとでした。
「(公園っぽいスペースへの)途中で立ち止まったところ、覚えてる?」ってメグちゃん。
「うん? 大きめの石があったところ?」
コンパスのように動かされた場所のことでした。中心に当たるところに、人が一人腰掛けるのにちょうどいい石といいますか岩があったのです。で、
「男がいた」って。彼女は、男の服装や持ち物、様子を事細かに話すのです。そして、みみちゃん(←わたしのことじゃん)を楯のようにした理由について、霊力の強さを挙げました。正直言って意味不明でしたが、シールドだかオーラが強いそうです。みみちゃんの。
「帰りも(岩の前を)通ったよね?」って誰かの指摘に、あの日あの時あの場所で、ピンポイントに何らかの世界の扉が開くそうで、
「帰りには閉じていた」ってメグちゃん。
《見知らぬ二人のまま・・・だったらよかったのに・・・・・・》ってみみちゃん。シールドを勝手に使われたようでなんだか損をした気分だったのかもしれません。
お話が、個人所有の、法廷などでは証明しがたいシールドの貸借の問題で済んでいれば、それはそれで良かったのですが、コトは、ひょういです。
漢字で書くと「憑依」。
ケーハクくんが、霊に憑依された???
《大問題じゃん?》
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