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『種と仕掛け』

「ダネくん、お誕生日なんですって」って、みみちゃんのママ(←あら、わたしの母じゃん!)は言いました。「パーティーにいらっしゃいって・・・・・・」
 
 母の証言に基づき、再現しています。

「えー、約束しちゃったのよ」
「嫌!」
「どうして?」
「ダネくんイケズ(意地悪)だもん」
「好きなお友達も連れていらっしゃいってダネくんママが・・・・・・」
「猿は嫌い!」(←こらこら)

 母の用意したプレゼントを持たされ、お友達とともにダネくん宅へ連行される破目に。
 幼稚園か小学1、2年生の頃と記憶しています。
 コドモたちの合コン(?)はママ友同士でセッティングするものですが、「ダネくんのお誕生日を祝おう」というコアなコンセプトがあるにもかかわらず、本人たちに自覚が無い分、盛り上がりに欠けるものです。オトコノコはオトコノコで群れて遊び、オンナノコはオンナノコで固まって遊んだような気がします。
  
 さらさらと時は流れて。
 オトナになっても交流せずにオトコノコはオトコノコで群れて、オンナノコはオンナノコで固まってしまうことがあります。幹事の力量にもよるのですが、この若葉マーク的失敗を回避するには、主題・概念・素材・核・・・・・・といったものが有効です。バーベキューをしようとか花火をしようとか、「出会い」以外の目的を持たせることです。最悪の場合、「新しいお店や話題のお店へ行ってみよう」・・・・・・でも構いません。
 そして、個人レベルでは、やはり、それぞれが自覚することが大切です。
《同性と交流しに来たのではない。大義名分(何か事をするにあたっての根拠。やましくない口実。) が立っているのをいいことに異性と交流し、今回はハズレでも、次につなげる!》・・・・・・です。一般参加であっても、次は幹事を引き受けるぐらいの気力を持ちましょう。

   
 
 なお、この「テーマに沿った」「コンセプトのはっきりした」「マテリアル感たっぷりの」「コアな」合コン(←いったい何だというのでしょう?)は、首尾よく行ったとき全く都合がいいといえるでしょう。彼(彼女)を友人知人に紹介するときなど美しくお披露目できるからです。
「BBQパーティーで知り合ったの。友達の友達よ」
「この間の花火で意気投合したっていうか、過激に盛り上がっちゃってさ」
 ・・・・・・まあ、お馬鹿といえばお馬鹿ですが、「合コンで知り合った」という端的な事象も、具体的に表現することで重厚感というほどではありませんが、それなりの重みが増してくるものです。詩的に表現すればローマンスぅっぽくなるし、ね。


   このシリーズの目次ともいえる『The Party Goes On』へ

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